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「梱包用テープ工場」
  荷造りなどに使われる「梱包用テープ」は一般的にポリプロピレンポリエチレンが原料です。ポリプロピレン製は縛った際に滑りにくい為、手で縛る用途に使用されます。
ポリエチレン製は結び目が滑りやすく、機械結束などに使用されます。
それぞれの製造工程は、樹脂の熔解温度が異なるだけで、大差はありません。
 
今回はポリプロピレン製の製造工程を紹介します。

まず、原料の樹脂に色着けのための「顔料」を混合にます。それを押出し成形機に投入し、160度の熱を加えると熔融します。
溶かされた樹脂は成形機の先にある円状ダイと呼ばれる金口を通ります。この円状ダイには円状に隙間があり、約240本の溝が刻まれています。この溝がテープに筋を作り、柔らかくてボリューム感のある商品にします。
さらに、筒の中に空気を吹き込んで、テープを均一の厚さにに膨らませます。この方法をインフレーション成形と呼びます。こうして成形されたテープは途中で冷却され、ピンチローラーと呼ばれる2本のローラーの間で2つ折りにされます。
 
  形成されたテープはカッターで何本かに割かれ、延伸工程へと進みます。
110度に加熱した鉄板上で引っ張られ、約5倍の長さになります。これは鉄板の前後にあるローラーの速度の違いによります。前にあるローラーは低速ローラーで毎分約20〜30mでテープを送り、後ろのローラーは高速ローラーで毎分約100〜150mで巻き取ります。テープの厚さは、平均15ミクロンほどになります。

その後テープは巻き取られて、1本のまま製品となるものと、3本を1本に撚るものなど用途に合わせて二時加工されます。